機能一覧
- 発信
- オフフックとDTMF信号を検知、発信先電話番号を判定し、通信モジュールへ対してATDコマンドを送出します。発信先電話番号桁数判定のために桁間タイマを設けます。発信番号入力中時において、桁と桁の間隔が一定時間経過した場合、入力済み桁をもって発信します。"#"を入力された場合は、"#"前の番号でただちに発信します。
- 着信
- 通信モジュールから着信通知を受信し、アナログ電話へ対して呼出信号を送出します。着信電話番号通知機能が有効の場合、通信モジュールから通知される着信電話番号を、固定網におけるナンバーディスプレイサービスと同等の手続きでアナログ電話へ通知します。
- 着信拒否設定
- 着信を拒否するポリシーをあらかじめ設定することができます。
- すべて拒否
- ブラックリストに載っている番号を拒否
- ホワイトリストに載っている番号以外を拒否
- 拒否しない
- ブラックリスト
- 着信拒否対象番号のリストを持ちます。番号は最大200件登録できます。
- ホワイトリスト
- 着信許可対象番号のリストを持ちます。番号は最大200件登録できます。
- 番号プレフィックス除去機能
- アナログインターフェースより入力された電話番号から、先頭の特定の番号列(番号プレフィックス)を除去する機能です。マイライン事業者識別番号の除去に利用できます。(番号プレフィックスは最大16件まで登録できます)
- 設定変更
- 留守番電話、転送でんわ、キャッチホンの各サービスについての設定は、アナログ電話器からのDTMF信号によって操作できます。
- SMS(ショートメッセージサービス)
- 本装置は、SMS(ショートメッセージサービス)をWeb画面上で利用することができます。 通常のSMS送受信のほかグループ一括送信設定により同じメッセージを複数の相手に順次送信することが可能です(最大100グループの登録、グループあたり最大100電話番号)
- 運用情報メール送信機能
- SMS(ショートメッセージサービス)や運用ログ情報をEメールで送信(登録可能メールアドレス数:3)することが出来ます。(インターネット固定回線及びルータ等が必要です)
- イベントログ
- 発着信イベントや、システムイベント等のログを記録します。蓄積する件数は直近1万件とします。イベントは下の項目からなります。
項目 |
内容 |
タイムスタンプ |
イベント発生日時 |
イベント種別 |
発生したイベントの種別 |
パラメータ |
イベント種別毎の補足情報 |
- イベントログの表示
- Web管理画面においてイベントログを参照することができます。表示するログは最大500件です。ログは次の項目で絞り込むことができます。
表示順はタイムスタンプによって昇順/降順を選択することができます。表示されているログをCSV形式のテキストファイルとしてダウンロードすることができます。
- 通信モジュール管理
- Web管理画面において、通信モジュールの情報及び状態を表示することができます。通信モジュールのソフトウェア更新を行うことができます。
- ネットワーク設定
- 本装置は、Ether0ポートをLANに接続して利用します。LANを経由して本装置上で稼働するWebアプリケーションに接続し、各種設定を行うことができます。ネットワーク機能については、次の設定をすることができます。
- IPアドレス設定
- スタティックルート設定
- DNSサーバアドレス設定
- 運用管理
- Webアプリケーションから、次の装置運用管理機能を利用できます。
- 装置情報表示
- 装置設定データの入出力
- 装置日付時刻の変更
- SYSLOGダウンロードと転送設定
- ファームウェア更新