新社屋には再生可能エネルギーの一つである地中熱を利用した空調設備を導入しました。
地中の温度は年間を通じて一定しており、夏は外気温より低く、冬は外気温より高くなっています。この外気温との温度差を利用することにより、空気熱利用の空調機(室外機)に比べ消費電力を抑えることができ省エネとなります。
省エネ効果として、地球温暖化ガス(CO2)の発生を抑制やヒートアイランド現象の緩和に寄与します。
【地中熱利用空調設備概要】
地中熱を利用するため駐車場に熱交換器13本(深さ100m)を設置して、機械室に設置してる空調室外機に地中熱を供給します。室外機からは1階の事務室、応接室、廊下等に設置した室内機に熱を送り空調を行います。
設備概要は下記の通りです。
- 地中熱交換器(ダブルUチューブ) 100m/本×13本
- 水冷式ビル用マルチ 室外機 26馬力相当(12馬力+14馬力)
- 室内機 2.5馬力×8台、1.6馬力×3台、1.25馬力×1台 計 12台
再生可能エネルギー利用システム
なお、外気温、地中温度、地中熱の熱源水温度(往き、還り温度)、消費電力量を測定し、それを画面に表示し、運転状況が見える化できるようしております。